相手の選んだカードを真中に入れても一番上に上がってくるというマジックがありますよね。アンビシャスカードというんですが、またかというぐらいテレビではよく見かけますね。だからなのか知らないけど最近、前田知洋さんはトランプの束をロープでぐるぐる巻きにしてその束の真中にサインしたトランプを入れます。それでも一番上に上がってくるというマジックをやっていました。
このマジックだけどうしてもわからなかったんですが、この前”世界仰天ニュース”でやっているのを見てわかりました。
ここにタネを書くことはできないけどそのヒントを少し。
これはマジックの基本だけどマジシャンの行動にはすべて意味があります。
あのマジックで言うと、なぜすべての人にサインをさせたのか?なぜロープでぐるぐる巻きにしたのか?など。推理小説みたいですね(笑)
タネでいうとトランプの束に仕掛けがあると思います。真中に入れても一番上にくるという。
そのままなんですが仕掛けもまさにそのままです。勘のいい人ならトランプの入れ方と出し方を見るとわかるかな?
(もちろん想像なのではずれてるかもしれませんが)
すべての方法を知っているわけではないんですが見ていると何種類かありそうな感じはしますね。
現象がわかりやすいから好まれているのかもしれませんね。でも別のものも色々見てみたいです。
アンビシャスカードは原案は何十年も前なのですが、その後いろいろの方法が考案されています。
(中には改悪と言って良いものもありますが。)
実はやり方は一定ではないのです。あのマジックはカードが一番上に来るというシンプルな現象を
繰り返すわけですから、同じテクニックを用いて
いるとバレやすいのですね。ですからそのつど
方法を変えることによって、タネの推測ができない
ようにするわけです。野球のピッチャーが
試合の途中で配給を変えるようなものです。
前田氏が最後にロープを用いていましたが、
あれは某外国のマジシャンが考案した仕掛けで
日本でも売られています。しかしまあ、どうしても
あれを用いなければならないというものでも
ないです。基本的に繰り返しばかりで最後の
オチがないのが、あの手品の弱点なので
ああいうクライマックスで終わらせる人も
いるわけです。難易度が高くてすぐにはできませんが、基本的なテクニック満載なので、練習用
としては最適です。なんとなく練習曲みたいな
感じがしませんか。
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