2005年01月05日

松本人志のすべらない話

去年の年末にダウンタウンの松本人志のすべらない話という番組がありました。
まっちゃんと交流のありそうな芸人が何人か集まって、サイコロを振り、出た目に書かれてる名前の人がすべらない話をしていくという感じの内容でした。

結局誰もすべらなくてとてもおもしろかったんですが、見ていてあることに気づきました。
それは、すべらない話としてしゃべった内容がすべて知人など他人の行動についてなのです。

この番組では、すべらない話(おもしろい話)とは他人のことなんですね。
決して自分がおもしろいことをした話じゃないんです。つまり、芸人としておもしろい話ができる人は、その人自身がおもしろいわけではなく、他人のおもしろいところをおもしろく話せる人だということがわかります。

おもしろい話をするためには他人のおもしろいところに気づく必要があります。何気ない生活の中でそれがおもしろいと気づくかどうか。それが芸人としてのセンスだと思います。あとはそれをいかにオリジナリティある方法で表現できるか。
最近ブレイクしている芸人はそのオリジナリティの部分が気に入れられて売れているんだと思います(これだけだと一発屋の可能性もありますが)

おもしろい人(それしかできない人)はネタにされるだけです。
リアクション芸人とか言われて色々無茶されたりして。

つまり、芸人として重要なポイントは、

・他人のおもしろいところに気づく観察力(これが芸人として一番重要)
・他人のおもしろい所をオリジナリティある表現方法で表現すること(これがうければ一発屋として売れる可能性あり)
・自分自身がおもしろいことをするわけじゃない(そういう人はネタにされる可能性大)

この3点をクリアすれば芸人としてブレイクすること間違いなし!かも。

あの番組を見てて勝手に分析してみたりして(笑)

テレビ | 2005年01月05日 23:18 | トラックバック
コメント

話のうまい人は自分の話をしてもおもしろいと思いますよ。
トーク番組では普通に自分の話をしますよね。だからこの番組で他人の話しかしないのが新鮮でした。

Posted by: Ryuichi : 2005年08月14日 22:28

自分の面白い話してもうけないでしょ?

Posted by: ひろ : 2005年08月13日 12:11

嫌われないってのはテレビに出るようになると重要かもしれないですね。でもそこにいくまでがたいへんなわけで、そのためにはやはりプラスαの能力が必要な気がするんですよね。
実際は実力ない人でも売れてたりするので事務所の力とかコネとか他にも色々ありそうですけどね。

Posted by: Ryuichi : 2005年01月07日 21:23

俺が思う芸人に必要なポイントは
・人に嫌われないこと。(好かれること)

どっちかというと嫌いなやつが同じことを言ってもぜんぜん面白くない。
好感を持ってる人だった場合はちょっとしたことでも面白く感じる

ちなみに面白い芸人って他人の話ばかりするけども、その言われている本人は面白くないと思う。

他人をいじってるから面白いんだろうな。
他人の不幸は面白い!?

Posted by: HIRO : 2005年01月06日 22:43
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