2006年04月17日

最近のマジック特番について

ピーターマービーというマジシャンの番組を見ましたか?
普通に見ているとすごいなと思って終わると思いますが、長年のマジックファンとしては見ていて違和感を感じました。
それは、現象がすごすぎてそれはマジックでは無理なんじゃないか?というものです。
本当にやっているとしたら感動ものですが、もしかしたらマジックはマジックでも”編集マジック”じゃないかなと。

そこで、録画しているものを何回か見ていると、確実に編集していると思われるマジックを2つ見つけました。この2つは証拠となるものが映っているので確実と言えます(他にも怪しいマジックはあるけど)。
ということはあの場にいる観客はエキストラということになりますね(驚いているのが演技だと思うと複雑ですが)。

と、思っていたらエキストラとして参加したという人のブログを見つけたので間違いないかなと。
つまり、テレビ局も一緒になってマジックを演出してマジシャンを作りあげているんですね。

でもマジックは編集はないという前提で見るからすごいと思うわけで、それをやるとなんでもありになってしまう。目の前の観客にやって見せることができない時点でそれはマジックではないと思う。

マジックの番組をやってくれるのはうれしいけど、こういうやり方ではマジックを誤解される可能性があるのでやめてほしい。もっと見たいマジシャンはいるしそんなことをしなくてもすごいマジックはあると思う。

ちなみにセロの番組では編集はないと思いたいですが、怪しいシーンをいくつか見つけたのでそう言い切れないのがくやしいところ。。。

テレビ | 2006年04月17日 22:28 | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?