2006年12月01日

トゥモローワールドは長回しではなかった(ネタばれあり)

トゥモローワールド

ワンカットで撮影されたラスト8分間がすごいという評判なので見ました。

以下ネタばれありです。


内容はあまりおもしろくなかったけどたしかに映像はすごかった。
というかワンカットでよく撮ったなぁという印象です。

と思っていたら今発売されているCGWORLDという雑誌を見てびっくり。

なんと長回しではなく合成やCGなどを駆使して撮影されたものなんですね。
その別々の素材をつないで繋ぎ目をわからなくするためにその方法も開発したとか。
長回しだと思ってびっくりしてさらにそれが合成だと知って2度びっくりですよ。

前半の追いかけられるカーチェイスシーンも1カットのように見えるけどあれも合成らしい。
グリーンバックで撮影してたり何台もカメラを使ってる。
背景がCGのカットもあるみたい。

ラストシーンも合成。
ラストはカメラに飛び散ってた血が建物に入った時に消えたから
ワンカットじゃないとは思ってたけど、あの建物も実際は1階部分しかないとか。
さらに赤ちゃんもCGだとか。その赤ちゃんにかかる布や手もCGとか。

詳しくは今発売されているCG WORLD1月号をご覧ください。

それにしても普通に見てたら絶対気付かないですね。
デキがいいほど誰にも気付かれないのがCG制作者の悲しいところ。
昔書いたこれですね。
どこに制作費160億円をかけたのか疑問だったんですがその謎が解けました。

映画 | 2006年12月01日 23:17 | トラックバック
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