2008年05月23日

映画「ミスト」(ネタばれなし)

スティーブンキング原作、フランクダラボン監督とくれば
「ショーシャンクの空に」ファンなら見ないわけにはいかないでしょう。
ただ、内容はまったく違うのであれを期待すると危険です。
でも、霧に包まれて大変な映画なんだろう?なんて思って見ないとしたら非常にもったいないです。

「クローバーフィールド」を一言で表すと「絶望」だとすると、
この作品も「絶望」という言葉が似合うぐらいに追い込まれていく様が見事です。
極限での人物の心理描写もうまくよくできた映画で引き込まれていくこと間違いなしです。
ただ、残酷描写もリアルなのでそういうのが苦手な人にはあまりおすすめできないかも。

詳しくは書けませんが、この「ミスト」は「クローバーフィールド2」と言ってもいいかもしれません。
この2つを見た人ならわかりますよね?
逆に「クローバーフィールド2」はこういうパターンでやってもこの映画には勝てないと思います。

宣伝でうたっている”震撼のラスト15分”というのはおおげさでもなく
たしかに色んな意味で衝撃を受けます。
考えさせられますね。

公式サイトの予告編は見ない方がいいと思ったのでリンクはしていません。
予備知識はない方がいいです。

「ミスト」の原作である小説「霧」はこの本に収録されています。
映画と原作はエンディングが違います。


スケルトン・クルー〈1〉骸骨乗組員 (扶桑社ミステリー)

映画 | 2008年05月23日 18:13 | トラックバック
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