2008年09月08日

お笑いを公平に審査する方法について

キングオブコント2008公式サイト

『キングオブコント2008』ファイナリスト発表! 決勝は芸人が芸人を審査

キングオブコントの決勝進出者が決まりました。
準決勝を見た感想で言えばこの人選はあまり理解できない。
書こうと思えば色々書けるけど今回はやめておきます。
それよりも気になるのが決勝の審査方法です。

敗退した芸人が最終決戦に進出するコンビを選ぶらしい。
なんか今話題になっている総裁選にそっくりだ。
裏で力のある人が組織票を集めた人が勝ちそうな。
これで若手が選ばれることはなさそう。

さらに最終決戦は、勝ち残った2組が口頭でどっちがおもしろいかを決めるという。
自薦で優勝できるコンテストってすごいですね。そりゃ自分が勝ちだと言うと思いますが(笑)。

最初は芸人達で選んで最後は自分達で決めるという
裏でなんとでもできそう方法ですが、ある意味画期的だ。
最後にダウンダウンの松ちゃんが「このコンテスト自体がコントですから!」
と言って落としてほしい。

あと、お笑いの審査方法で気になるものといえば、
「イロモネア」という番組では、無作為に選ばれた5人の観客のうち3人以上が笑えばクリア
というものがあります(観客は自分が選ばれているのは知らない)。
もしおもしろければすぐに3人以上が笑ってそこで終了になるのですが、
おもしろくないと全然笑わないので時間いっぱいまでネタをすることになります。

つまり、面白いネタほど時間が短くなり、つまらないネタほど長くやることになります。
見ている方としては、面白いネタは長く見たいのにすぐ終わる。
逆につまらないネタは見たくないのに長く見せられるという矛盾があります。
一見よくできた審査方法に見えるけど(運の要素も大きいけど)ここがおしいところです。

「オンエアバトル」では、満点がなぜ”545”という中途半端な数字なのかが気になります。
お前は英語のTOIECテストか、と(満点が990点)。
調整しようと思えばなんとでもできるのに。
満点を取っても中途半端な数字なのでいまいちすごさが伝わりにくい。

あとお笑いじゃないけど、オリンピックの採点競技(シンクロとか体操とか)の採点方法も気になります。
強い国(人)には強いという先入観ポイントが入っているような気がしてしまいます。
完璧に演技をやっても失敗した人に負けるのは理解しづらい。
やる前から結果が分かってるようなものだ。
どこの国(人)がやってるかわからないようにして採点したら点数が変わるんじゃないかと
思ったりもします。
コスチュームを全員真っ白にして覆面をかぶって演技をするとかどうだろう?(笑)

あと、格闘技の判定も違和感を感じることがあります。
特にトーナメントだと主催者側が勝たせたい選手を勝たせようとするので
それならいっそ1本かKOで決まってくれと思ってしまう。

作品の評価なども作った人の名前とかブランドの先入観で評価が変わることもあるし、
お笑いに限らず公平な方法で審査するのは難しいですよね。

公平で完璧な評価システムはできないものか、
何かいいアイデアを思いついたらまた続きを書きたいと思います。

お笑い | 2008年09月08日 17:09 | トラックバック
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