100sの「そりゃそうだ」のPVがちょっと残念な感じです。
昔からあまりPVには力を入れていなかったですが
ワンカットでこれだと手を抜いているようにしか・・・
でもやっぱり声は別格だ。この声には人を高揚させる何かがあるような気がします。
ソロの頃から感じていましたが、曲はいいだけにPVが非常にもったいない。
100s「そりゃそうだ」
でもワンカットのPVだからしょぼいのは当たり前?そりゃそうだ
ということはなくて、中にはよくできたPVもあります。
というわけで、タイプ別に他のワンカットPVを紹介してみたいと思います。
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■ワンカットに意味があるタイプ
ワンカットで撮影することをうまく活かしたPVです。
ワンカットだからこそ意味のあるPVです。
例えば、RIP SLYMEの「黄昏サラウンド」のPVなどです。
初めは普通に歌っているだけのように見えますが、ソロになると一人になったり
他のメンバーが先回りして現れたりとうまく考えられたPVだと思います。
カメラの動きや画面外に出た後の動きも計算されており、
一回で撮っているようで実は何回もリハーサルをして撮影しているタイプです。
RIP SLYME「黄昏サラウンド」
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■ノーカットで仕掛けを見せるタイプ
ピタゴラスイッチのように事前に仕掛けを準備して、流れを最後まで見せるタイプです。
例えば、THE BACK HORNの「美しい名前」のPVなどです。
以前こちらでも紹介しています。
映像に注目のPV(2008年04月10日)
THE BACK HORN「美しい名前」
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■ワンカットに見えるタイプ
ワンカットに見えるけどワンカットでは作れないタイプです。
例えば、Kylie Minogueの「Come Into My World」がそうです。
同じところを何回も歩いているのですが、
1周するたびに主人公が増えていったり背景の人もどんどん変わっていきます。
さらに人物も前後に入れ替わったり背景と交わったりするというすごいPVです。
もう何十回は見ましたが今見てもよくできてますね。
普通に撮ってこんな映像が撮れるわけがないので合成して作られたPVです。
Kylie Minogue「Come Into My World」
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■一発ネタタイプ
アイデア一発をノーカットで見せるタイプです。
アイデア勝負なのでいかにインパクトがあるかが勝負です。
例えば、OK GOの「HERE IT GOES AGAIN」のPVです。
OK GO「HERE IT GOES AGAIN」
■ボーカルが歌っているタイプ
ボーカルが歌っている様子をノーカットで撮影しているタイプです。
こういうPVは割と多いですが、PVとしてはおもしろみがないかもしれません。
これをちょっとひねったものは宇多田ヒカルの「光」のPVでしょうか。
1曲歌っている間に洗い物を済ますというコンセプトがおもしろいかも。
宇多田ヒカル「光」
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■残念なワンカットタイプ
予算がないのか手を抜いているのかわかりませんが
普通にワンカットで撮っているタイプです。
100sの「そりゃそうだ」はこれに当てはまってしまうのでしょうか?
上で挙げたようにワンカットでもアイデア次第で色々やり方はあるので
もう少しプラスアルファがほしいところです。
こんにちわ!ryuさん!!
一発撮りといえば、
自分は最新のPVで、
YUKIの「ランデヴー」が
印象的でした!
YUKIもキュートで、
曲もPOPで大好きです!
そのPVもワンカットですね。
でもYUKIといえば「センチメンタルジャーニー」のPVが
ワンカットでおもしろかったですね。
パッと考えるだけでも色々思い浮かぶので
実はけっこう多いんですよね。