2009年06月18日

世の中はカネと言わせない世界を創る妄想アイデア

結局世の中はカネと言われれば「そのとーり!」と拳に力を込めてモノマネするしかないぐらい
お金が一番えらいゼニ中…いや、世の中です。
お金の量によって生活レベルが決まるとすれば
お金が生き方を支配していると言っても過言ではないかもしれません。

ではなぜそんな世の中になったのかと考えると、
一番の問題は、お金で何でも買えることだと思います。
何でも買えるからお金が一番エライのです。
ということは、お金で何でも買えないよう制限をつけることで
これを解決することができるかもしれません。

アイデアとしては、まずお金を2つに分けます。
仮に、”円”と”丸”にします(両方丸いので)。
この2つのお金はまったく別もので、稼ぐ方法も使い道も違います。

”円”の方は、今あるお金と同じで普通に仕事をして稼ぐことができます。
ただし、”円”の使い道は、”衣食住に関連するもの”だけです。
生活する上で必要なものは買えますがそれ以外のものは買えません。

一方、”丸”の方は、働いても稼ぐことはできませんが
ボランティアや社会貢献など、世のため人のためにおこなった貢献に対して支払われます。
お金というよりは貢献度と言う方がいいかもしれません。
そして、”丸”は、”衣食住以外のすべてのもの”に使うことができます。
逆に衣食住に関連するものには使えません。

このアイデアのポイントは、使い道を分けるだけでなく稼ぐ方法も分けているところです。

普通に生活するためには働いて円を稼がないといけません。
でもいくら働いても衣食住はうるおいますがそれ以外の贅沢はできません。

贅沢をするためには社会貢献をしなければいけません。
逆に言えば、贅沢は社会貢献の見返りとなるので贅沢している人を見ても納得できますよね。
贅沢したければ社会貢献をすればいいわけなので。

日々の仕事の時間が4時間ぐらい、社会貢献が2時間ぐらいで
最低限普通に暮らせるぐらいが理想でしょうか。
あとはその人の目的次第。

こういう生き方をすることで、世の中はカネというわけでもなくなるし、
働くだけで人生のほとんどが終わることもなくなるでしょう。
全員がなんらかの社会貢献をすることで救われる人も増えるかもしれません。

現実的には色々問題があるので不可能に近いですが
ようは”お金で買えない価値を作る”ということです。
(よく考えたらクレジットカード会社がこのキャッチコピーを使ってるのが笑えますね)
モノの値段を上げることなく、お金を制限することで新たな価値観を生むという発想です。

いっそ世界中の人々がお金の記憶だけを忘れれば、お金を一から再構築できますよね。
そっちの方が不可能に近いですが(笑)
お金自体がこの世の中からなくなった時、人間はもう一度今と同じお金を創るでしょうか?

アイデア | 2009年06月18日 22:27 | トラックバック
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