2009年09月08日

なぜツイッターは2ちゃんねるのように荒れないのか?

好きなことを適当に書ける2ちゃんねるがよく荒れることがあるのに比べて
なぜツイッターは荒れることがないのでしょうか?

ツイッターはなぜノイズが少ないか - 池田信夫 blog

たいして使っていないので細かいことは言えないですが
一番大きな理由は、

”誰がどういう発言をしたかが分かる”

ことだと思います。
さらに自分で自分の発言も見ることになるので、他人への誹謗中傷が自分へ帰ってくる仕組みになっている。
2ちゃんねるでは誰が何を発言したかが分からないので適当なことを言えますが
自分の発言が見えるとそうはいきません。
ばれなければ何を言ってもいいと考えていた人達が、ばれるのならやらないとなるわけです。
もし2ちゃんねるがツイッターと同じ仕組みだったら同じ発言ができるだろうか。
(ただ必ずしも2ちゃんねるが悪いとは思わないので両方ありだと思ってます)。

さらに、ツイッターでは自分でチェックしたい人を選ぶことができるので
ひどい発言をしている人は相手にされなくなるので、自然とそういう人が淘汰されていきます。
それが、注意書きとかではなくシステムでそうなっているのが素晴らしい。

ただ、以前爆笑問題の太田光がインターネットは実名制にしてほしいと言っていましたが
それに近いことがこのツイッターで行われているように感じます。

当時はみんな反発していましたが、今ツイッターでは実名ではないけど
誰が何を言ったか個人を特定できる半実名制に向かっていますね。
匿名のように見えて実は匿名ではないインターネットの世界ができるのかもしれません。

ただ、個人的には今のツイッターのインターフェイスは不十分な気がしてなりません。
色んなことをするのにコマンドなどの前提条件を覚えないといけないなんて
一昔前のシステムとしか思えません。
もう少し使いやすく改善できそうな気がします。

それにしても、逐一自分の行動を報告している人がいるのにはびっくりです。
環境(仕組み)によって人の行動が変わる好例でしょうか?
会社ではロクに仕事の連絡もできないのにツイッターでは逐一報告してるとしたらおもしろい。

ツイッターを仕事に活かす方法としては、仕事の進捗状況を報告する形もあるんじゃないでしょうか?
”締め切りに間に合わなそう”、”商談成立なう”、”○○をプログラム中”とか書けば
今社内でどういう案件がどういう状況で進んでいるのかが一目でわかりますね。
仕事の進捗状況を一箇所にまとめることができるかもしれません。
ツイッターで自分の行動を報告している人にとってはそれぐらい苦にならないですよね?
(自分はめんどくさくてやる気しませんが(笑))

こんな提案をしていてなんですが、今のところこれとかこれも分からなくもないです。
真剣に読むものでもないので、テレビのスタッフロールみたいに
画面端でスクロールしてるようにすればいいんじゃないかと思ったり。
その中から気になったコメントだけ”つまむ”とか。

あと、ツイッターがRSSにとって代わるなんて意見もありますが、そうは思わないですね。
少なくとも文字数制限を売りにしているうちはまとまった内容が書けないので
そこが改善されない限りは取って変わることはないはず。
というか取って代わるものならツイッターにRSSをつける必要がないでしょう。

リアルタイム性が素晴らしいという意見もありますが、
RSSも速度は改善されていくのでその優位性はなくなるでしょう。

PubSubHubbubでRSSもTwitter並にリアルタイムに

ミクシィなどのSNSの代わりにはなってもブログの代わりにはならないので
共存していくんじゃないでしょうか。

でもメールにもこの技術は応用してほしいので
GoogleWave(グーグルウエーブ)には期待ですね。
文字を打ったそばから表示されていくそうです←やりすぎ(笑)

コラム | 2009年09月08日 22:43 | トラックバック
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